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- 宮崎 幸造
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門 防衛医科大学校 分子生体制御学講座
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- 守本 祐司
- 防衛医科大学校 分子生体制御学講座
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- 熊谷 康顕
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門
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- 福島 重人
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門
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- 堀江 壮太
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門
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- 村岡 未帆
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門 防衛医科大学校 分子生体制御学講座
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- 胡 尉之
- 株式会社フジクラ 光応用製品事業推進室
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- 中楯 健一
- 株式会社フジクラ 光応用製品事業推進室
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- 金田 恵司
- 株式会社フジクラ 光応用製品事業推進室
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- 前川 康弘
- ファイバーテック株式会社
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- 四ノ宮 成祥
- 防衛医科大学校 分子生体制御学講座
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- 西山 伸宏
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門
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- 片岡 一則
- 東京大学大学院 医学系研究科附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門 東京大学大学院 工学系研究科 マテリアル工学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Enhanced Effects of PDT by the Use of a Fiber Probe with a Newly Developed Diffuser Tip for Urinary Bladder Tumor
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説明
光線力学的療法(Photodynamic Therapy : PDT)は,早期がんに対する有効な治療法として認められているが,膀胱がんには未だ臨床適用されていない.膀胱がんは,多発的・広基的に発生・増殖する性質を持っているため,PDTに際しては膀胱内壁全体に光を均質に照射することで,とりこぼしなく一期的な治療をおこなえる可能性が高い.そこで本研究では,膀胱内壁全体に均質照射可能な光照射用プローブ(Homogenous Irradiation Fiber Probe : HIFiP)を開発し,その効果検証を行った.ラット膀胱がんモデルを用いた実験では,HIFiP使用によって膀胱内を広範囲にわたって光照射することが可能となり,抗腫瘍効果は,コントロールファイバー(Flat cleaved end)を用いたPDTに比し約2倍増強した.本システムと,腫瘍選択集積性を示す光増感剤を用いることで,膀胱がんに対する効果的なPDTが期待できる.
収録刊行物
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- 日本レーザー医学会誌
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日本レーザー医学会誌 31 (2), 122-130, 2010
特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679744681856
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- NII論文ID
- 10026579047
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- NII書誌ID
- AN0035795X
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- ISSN
- 18811639
- 02886200
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可