冬期・夏期の窓開放の実態と緑との関連性

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タイトル別名
  • The relationship between the actual conditions of the window opening and the factors related to green in winter and summer
  • トウキ カキ ノ マド カイホウ ノ ジッタイ ト ミドリ トノ カンレンセイ

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説明

本研究では,緑に対する意識と「窓開放に対する意識・行動」との関連性を明確にすることを目的とした.冬期,夏期に渡り,京都市内の北白川(市街地・緑多い),西陣(市街地・緑少ない),洛西ニュータウン(郊外地・緑多い)の 3 地域の戸建住宅を対象にアンケート調査を行った.この結果,冬期・夏期を問わず,緑に対して肯定的・積極的な人ほど「窓開放の理由」で健康性や雰囲気・自然環境との関わりなどを重視する傾向が見られた.緑に対して肯定的・積極的な人ほど,冬期は室内の音や虫,防犯など,夏期は外の空気の汚れや虫などを「窓を開けにくい理由」として考える傾向が見られた.「窓開放時間」と緑に関する項目の間で相関が見られ,冬期では緑にやすらぎを感じたり緑を取り入れている人ほど,また夏期では食材を栽培したり菜園を欲しがっている人ほど,窓開放時間が長い傾向が見られた.<br>

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