書誌事項
- タイトル別名
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- The relationship between the actual conditions of the window opening and the factors related to green in winter and summer
- トウキ カキ ノ マド カイホウ ノ ジッタイ ト ミドリ トノ カンレンセイ
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説明
本研究では,緑に対する意識と「窓開放に対する意識・行動」との関連性を明確にすることを目的とした.冬期,夏期に渡り,京都市内の北白川(市街地・緑多い),西陣(市街地・緑少ない),洛西ニュータウン(郊外地・緑多い)の 3 地域の戸建住宅を対象にアンケート調査を行った.この結果,冬期・夏期を問わず,緑に対して肯定的・積極的な人ほど「窓開放の理由」で健康性や雰囲気・自然環境との関わりなどを重視する傾向が見られた.緑に対して肯定的・積極的な人ほど,冬期は室内の音や虫,防犯など,夏期は外の空気の汚れや虫などを「窓を開けにくい理由」として考える傾向が見られた.「窓開放時間」と緑に関する項目の間で相関が見られ,冬期では緑にやすらぎを感じたり緑を取り入れている人ほど,また夏期では食材を栽培したり菜園を欲しがっている人ほど,窓開放時間が長い傾向が見られた.<br>
収録刊行物
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- 日本生気象学会雑誌
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日本生気象学会雑誌 44 (1), 27-31, 2007
日本生気象学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679764785280
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- NII論文ID
- 10026950377
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- NII書誌ID
- AN00193590
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- ISSN
- 13477617
- 03891313
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- NDL書誌ID
- 8866726
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可