書誌事項
- タイトル別名
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- A case of biopsy-proven idiopathic peliosis hepatis disseminated to whole liver with rapidly worsening course
- 症例報告 進行性で致命的な経過をたどった特発性Peliosis hepatisの1例
- ショウレイ ホウコク シンコウセイ デ チメイテキ ナ ケイカ オ タドッタ トクハツセイ Peliosis hepatis ノ 1レイ
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説明
Peliosis hepatis(肝紫斑病)は,類洞の拡張と肝内に多発する血液の貯留腔を認めるまれな疾患で,WHOの肝腫瘍の組織学的分類では腫瘍類似病変に分類されている.本邦では腫瘍との鑑別に苦慮した症例の報告が散見されるが,肝全域にわたってPeliosis hepatisが発生,進展し,致命的な転帰となった症例は,過去にわずか1例が報告されているのみである.今回我々は,特徴ある組織学的所見を呈し,経過観察中に突然病態が悪化し急速に致命的な経過をたどった,肝全域にわたる特発性Peliosis hepatisの極めてまれな1例を経験したので報告する.<br>
収録刊行物
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- 肝臓
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肝臓 50 (5), 229-237, 2009
一般社団法人 日本肝臓学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679771534592
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- NII論文ID
- 10024805145
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- NII書誌ID
- AN00047770
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- ISSN
- 18813593
- 04514203
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- NDL書誌ID
- 10229870
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可