書誌事項
- タイトル別名
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- マンセイ ジンマシン ニ タイスル ヒスタミン カ ジン ケッセイ グロブリン
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説明
慢性蕁麻疹患者36例につき, 三倍量のヒスタグロビン (人血清γ-グロブリン36mgおよびヒスタミン2塩酸塩0.45μg) の有用性を, 人血清γ-グロブリン36mgを対照薬として, 二重盲検法によって検討した。その結果, 全般改善度, 総合成績 (有用性), および遠隔成績では, 三倍量のヒスタグロビン群が対照薬群より有意に優れた。皮膚所見のうち, 皮疹の出現頻度は有意に優れたが, 数, 大きさ, 瘡痒感, 膨疹, 紅斑, および皮膚描記症では, 有意差を認めなかった。<BR>なお, 三倍量という大量のヒスタグロビンを使用し, しかも対照薬にγ-グロブリンを用いた検討は, われわれの報告が最初である。
収録刊行物
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- 皮膚
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皮膚 21 (3), 360-366, 1979
日本皮膚科学会大阪地方会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679775804160
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- NII論文ID
- 130003842909
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- NII書誌ID
- AN00208439
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- ISSN
- 1884541X
- 00181390
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- NDL書誌ID
- 2093865
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可