比重選別・分級したシラスの活用に関するコンクリート分野における実験的研究

  • 友寄 篤
    東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)
  • 野口 貴文
    東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)
  • 袖山 研一
    鹿児島県工業技術センター 地域資源部シラス研究開発室(〒899-5105鹿児島県霧島市隼人町小田1445-1)
  • 東 和朗
    株式会社プリンシプル(〒890-0063鹿児島県鹿児島市鴨池1-17-8)

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL STUDY ON USING DIFFERENTIATED SHIRASU BY GRAVITY CONCENTRATION AND CLASSIFICATION AS CONCRETE MATERIAL

説明

<p>微粒分が多い砂質であり、ガラス質シリカであるという細骨材と混和材の両方の性質を持つシラスは、これまでもコンクリート分野における活用が検討されてきた。本研究では、シラスから分級・比重選別により無駄なく多種類の製品を低コストで創出する動きが進んでいることを踏まえ、比重選別された結晶鉱物は細骨材としてJISに適合する可能性を示し、分級した微粉は純度の高いガラス質シリカであることを明らかにした。その上で、それぞれの物性を活かして細骨材及び混和材としての性能を評価し、混和材としては1μmまで粉砕すれば、高強度コンクリートで実用可能な性能を示すことを明らかにした。</p>

収録刊行物

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参考文献 (2)*注記

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