書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY ON THE EFFECTS OF CHEMICAL AND PHYSICAL PROPERTY OF CONCRETE ON THE BEHAVIOR OF WATER
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説明
コンクリート構造物の耐久性能評価において、空隙中での液状水挙動を把握することは、水分が要因となる劣化進行を精密に予測する上で重要である。本研究では、コンクリートの化学的性質を表す指標として見かけの接触角に、物理的性質としてしきい細孔径に着目し、化学的性質と物理的性質の両方の観点から、配合や養生がコンクリート中の液状水挙動に与える影響を検討した。その結果、混和材の有無による化学的性質の差異が毛管張力に与える影響はわずかであり、圧力勾配を駆動力とする流速を伴った液状水挙動において、空隙構造という物理的性質が支配的である可能性を示した。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 66 (1), 444-451, 2012
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679805204096
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- NII論文ID
- 130004574731
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可