書誌事項
- タイトル別名
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- RADIATION-INDUCED GENE EXPRESSION IN HUMAN MALIGNANT GLIOMA CELL LINES AND RADIATION RESISTANCE
- シンケイコウガ シュ バイヨウ サイボウ ノ ホウシャセン ショウシャ ニ ヨル ホウシャセン タイセイ ト イデンシ ハツゲン
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説明
放射線を照射しても生存する細胞は徐々に放射線に対する耐性を得るのではないかと仮定し, 放射線照射前の培養細胞と, 多数回照射し放射線感受性が低下した細胞との遺伝子発現の相違を評価することにより, 放射線照射で得られる放射線耐性遺伝子を検索しようと試みた.放射線照射は24時間毎に1回2Gy施行し, 10Gy毎に細胞増殖率, 浮遊細胞数, 乳酸脱水素酵素の測定にて感受性を評価した.その結果, 治療で施行される60Gy照射後細胞であっても放射線耐性が獲得されることが確認できた.DNAマイクロアレイを使用し3766個の人癌関連遺伝子に関して検索し, real-time RT-PCRにて発現量を確認し, 放射線耐性とパラレルな発現量の変化を認めた遺伝子を5種類同定した.それらの遺伝子はFarmesyl diphosphoate synthease (FDPS) , tumor protein p53 binding protein 1 (TP53BP1) , reticulon 2 (RTN2) , cyclin-dependent kinase 8 (CDKB) , heterogeneous nuclear ribonucleoprotein (HNRPK) で, 多くは細胞周期に関連をする遺伝子と細胞増殖に関連する遺伝子であった.この2つに分類される遺伝子は正常でも発現し細胞の増殖を調整しているが, 放射線照射によりその遺伝子の発現が増強することで, 細胞死への方向というより, 細胞増殖のために細胞内調整が盛んに行われ, その結果放射線耐性に関与していると示唆された.
収録刊行物
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- 昭和医学会雑誌
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昭和医学会雑誌 66 (5), 309-324, 2006
昭和大学学士会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679810683648
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- NII論文ID
- 130001820102
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- NII書誌ID
- AN00117027
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2sXisVOgsb0%3D
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- ISSN
- 21850976
- 00374342
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- NDL書誌ID
- 8676851
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可