Body Shape QuestionnaireとBody Attitudes Questionnaire日本語版の作成と,それを用いた日本人摂食障害患者の身体イメージの評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of Body Image Disturbance in Japanese Eating Disorder Patients by the Body Shape Questionnaire and the Body Attitudes Questionnaire
- Body Shape Questionnaire ト Body Attitudes Questionnaire ニホンゴバン ノ サクセイ ト ソレ オ モチイタ ニホンジン セッショク ショウガイ カンジャ ノ シンタイ イメージ ノ ヒョウカ
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抄録
日本人摂食障害患者の身体イメージについて検討するために,Body Shape Questionnaire(BSQ)とBody Attitudes Questionnaire(BAQ)の日本語版を作成し,神経性食欲不振症(AN)患者,神経性過食症(BN)患者,健常女性(NC)で比較した.AN群はNC群と比べてBSQの得点では差がなかったが,BAQカテゴリーの得点では「肥満感」「下半身肥満」「魅力」が低く,「軽蔑」が高かった.BN群はNC群よりBSQの得点,BAQカテゴリーの得点「肥満感」「軽蔑」「重要性」が高かった.つまり日本人AN患者は健常女性と比べて自分の外見を魅力的と感じず軽蔑している一方で,太っているという意識はむしろ低く,体重や体型へのこだわりは健常女性と同程度であることが示唆された.BN患者は健常女性より太っているという意識が強く,自分の外見を軽蔑し,体重や体型を過剰に重要視していることが示唆された.BSQとBAQの使用により摂食障害患者の身体イメージの詳細な検討が可能と考えられる.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 51 (2), 151-161, 2011
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679868749312
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- NII論文ID
- 110008440571
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 10947482
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可
