心身医学教育を卒前教育に導入する際の問題点とその対策(卒前医学教育における心身医学教育の現状と普及への課題,2014年,第55回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(千葉))
書誌事項
- タイトル別名
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- Problems and Their Measures in the Case of Introducing Psychosomatic Medicine into Undergraduate Education(Current Situation and Future Tasks for Incorporation of Psychosomatic Medicine in Undergraduate Medical Education)
- 心身医学教育を卒前教育に導入する際の問題点とその対策
- シンシン イガク キョウイク オ ソツ ゼン キョウイク ニ ドウニュウ スル サイ ノ モンダイテン ト ソノ タイサク
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説明
一般診療の中で心身医学を実践するにあたり,心身医学の認知はいまだ十分とは言い難い状況が続いている.心身医学の啓蒙を進めることが課題であり,卒前および卒後の心身医学教育の充実が求められている.しかし,従来型の講義形式では,講義時間を増やしても単純な知識の詰め込みに過ぎず,信頼される医師-患者関係など,倫理教育や態度教育も必要な心身医学の学習目標に到達することは難しかった.また,系統別講義を行ってきた結果,多要因を含む心身医学への理解を深めることができない現状にあったといえる.今後は複数の科目を連携させ,「最終的に何ができるようになったか」というアウトカムを基盤とした心身医学のカリキュラム開発を検討していくことが課題となると考える.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 55 (2), 133-139, 2015
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679869458048
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- NII論文ID
- 110009908939
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 026056363
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可