吸収性アンカーを用いて手術を行った小児脛骨顆間隆起骨折の1例

書誌事項

公開日
2013
DOI
  • 10.5035/nishiseisai.62.465
公開者
西日本整形・災害外科学会

この論文をさがす

説明

【目的】脛骨顆間隆起骨折に対し鏡視下に吸収性アンカーを用いて手術を行い良好な結果を得たので報告する.【症例】11歳女児.体育の走り高跳びで着地に失敗し,左膝を捻挫した.その後疼痛,腫脹,歩行難があり,近医を受診しX線で脛骨顆間隆起骨折を認め当科紹介受診となった.X線,CTよりMeyers分類Type IIIの脛骨顆間隆起骨折と診断し,鏡視下に吸収性アンカーを使用し固定を行った.半年後,左膝関節の可動域制限や前方不安定性などはなく骨癒合を認め,スポーツにも完全に復帰した.【考察】本骨折の治療法としてpull-out法やスクリュー固定法等の報告は多いが,渉猟する限り本邦での吸収性アンカーを使用した報告はない.本法は関節内のみの操作で固定が可能であるため,他の方法と比し簡便であることや,若年者の場合は骨端線を貫通しないこと,異物を残存させることがない等の利点があると考えた.

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ