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- 山口 道也
- 日本大学医学部第一内科教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Commparative Study of Serum IgE in Various Respiratory Diseases and Changes of Serum IgE in Patients with Bronchial Asthma
- ケッセイ IgEチ ノ カクシュ コキュウキ シッカン ニ オケル ヒカク ト
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説明
各種呼吸器疾患 787例, 非呼吸器疾患 35例および健常者 19例, 計 841例を対象として, indirect single radial immunodiffusion method で血清 IgE 値を測定し, とくに気管支喘息, 鼻アレルギーなどについては, 減感作療法その他の治療による IgE 値の変動について検討し, つぎの結果をえた.1. 健常者の血清 IgE 値は 340 unit/ml 以下であった.2. 肺襄胞症, 慢性間質性肺炎, 気管支喘息および鼻アレルギーでは, IgE 値は明らかに増加した.肺サルコイドーシス, 気管支拡張症, 肺気腫, 肺結核症, 肺癌および慢性気管支炎例でも, 高値を示す例もみられたが, 各疾患群の間および平均値的には, 健常群との間に有意の差はみられなかった.3. 気管支喘息では, atopic type(P<0.001)および mixed type(P<0.001)では明らかに増加がみられたが, idiopathic type は健常群との間に有意の差はみられなかった.減感作療法では, HD による長期減感作群で血清 IgE 値は明らかに低下した(P<0.001).corticosteroid 剤は, 短期間の使用では IgE 値に影響はないが, 長期投与では血清 IgE 値は低下がみられた(P<0.02).金療法でも, 血清 IgE 値は低下する傾向を示した(P<0.02).disodium cromoglycate, ヒスタミン+γグロブリン製剤および気管支拡張剤では, 血清 IgE 値の変動はみられなかった.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 24 (2), 120-132,144-14, 1975
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679946545152
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- NII論文ID
- 110002409587
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- NDL書誌ID
- 1585385
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可