書誌事項
- タイトル別名
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- Epstein-Barr virus-associated hemophagocytic lymphohistiocytosis during pregnancy
- 症例報告 第4回日本血液学会関東甲信越地方会 優秀演題 妊娠中に発症したEBウイルス関連血球貪食症性リンパ組織球症
- ショウレイ ホウコク ダイ4カイ ニホン ケツエキ ガッカイ カントウ コウシンエツチホウカイ ユウシュウ エンダイ ニンシン チュウ ニ ハッショウ シタ EB ウイルス カンレン ケッキュウドンショクショウセイ リンパ ソシキキュウショウ
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抄録
<p>症例は32歳女性,妊娠11週。伝染性単核球症を発症し,寛解した2週間後に発熱・食思不振・両側季肋部痛を主訴に受診した。入院時の採血で白血球・血小板減少,フェリチンの上昇を認め,血球貪食症性リンパ組織球症(HLH)と診断された。診断時epstein-barr virus(EBV)の増加を認め,EBV-HLHと考えられた。胎児の温存を目指してdexamethasone単剤で治療を行ったが治療抵抗性であり,etoposide・cyclosporinを併用し,寛解を得た。現在,etoposide終了から10ヶ月の時点で寛解を維持している。妊娠中のEBV-HLHは稀であるが,妊娠に伴う細胞性免疫の変化がEBV-HLHの発症に寄与する可能性が指摘されている。</p>
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 58 (3), 216-221, 2017
一般社団法人 日本血液学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680011555584
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- NII論文ID
- 130005549383
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 028083535
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- PubMed
- 28381688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可