T315I遺伝子変異を伴い急性前骨髄球性白血病へ急性転化した慢性骨髄性白血病

DOI Web Site PubMed
  • 山本 恵理
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 山崎 悦子
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 石山 泰史
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 小山 哲
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 石井 好美
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 服部 友歌子
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 中嶋 ゆき
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 立花 崇孝
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 宮崎 拓也
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 萩原 真紀
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 富田 直人
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座
  • 石ヶ坪 良明
    横浜市立大学大学院医学研究科　病態免疫制御内科学講座

書誌事項

タイトル別名
  • T315I positive promyelocytic crisis of chronic myeloid leukemia
  • 症例報告 第170回日本血液学会例会:谷口修一例会長 推薦演題 T315I遺伝子変異を伴い急性前骨髄球性白血病へ急性転化した慢性骨髄性白血病
  • ショウレイ ホウコク ダイ170カイ ニホン ケツエキ ガッカイ レイカイ:タニグチ シュウイチレイ カイチョウ スイセン エンダイ T315I イデンシ ヘンイ オ トモナイ キュウセイ ゼン コツズイキュウセイ ハッケツビョウ エ キュウセイ テンカ シタ マンセイ コツズイセイ ハッケツビョウ

この論文をさがす

抄録

慢性骨髄性白血病(CML)の予後はチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の登場により劇的に改善したが，一部にT315Iを始めとするBCR-ABL変異の出現により十分な治療効果を得ることが出来ない症例も存在する。今回我々はCMLに対する第二世代TKI治療中にT315I変異陽性の急性前骨髄球性白血病(APL)へ急性転化を来した症例を経験した。All-trans retinoic acid併用化学療法を行いPML-RARA mRNAが検出感度以下となり，亜ヒ酸とイマチニブの併用によりPh染色体が消失し，細胞遺伝学的完全寛解を達成して同種造血幹細胞移植を施行し得たので報告する。

収録刊行物

  • 臨床血液

    臨床血液 55 (6), 692-696, 2014

    一般社団法人 日本血液学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ