書誌事項
- タイトル別名
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- A case of chronic sarcoid myopathy with Basedow’s disease and Sjogren’s syndrome: A case series of sarcoid myopathy
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抄録
<p>症例は62歳の女性である.15歳からバセドウ病,43歳よりシェーグレン症候群の治療を受けていた.52歳時から下肢近位優位の筋力低下が進行し,自己免疫疾患合併から多発筋炎を疑ったが,筋生検で慢性ミオパチー型筋サルコイドーシスと診断した.過去に筋病理診断を行った筋サルコイドーシス25例中,6例が自己免疫疾患を合併し,内訳はシェーグレン症候群4例,バセドウ病1例,自己免疫性肝炎1例,アレルギー性紫斑病1例で,本例のみシェーグレン症候群にバセドウ病を合併した.自己免疫疾患を合併した筋力低下では多発筋炎が疑われやすいが,筋サルコイドーシスを筋生検で鑑別する必要がある.</p>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 57 (5), 220-224, 2017
日本神経学会