ウイルス性胃腸炎の診断のための新しい酵素抗体法 (テストパツク・ロタウイルス<SUP>®</SUP>) の評価

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of a New Enzyme Immunoassay (TESTPACK ROTAVIRUS<SUP>®</SUP>) for Diagnosis of Viral Gastroenteritis
  • Evaluation of a New Enzyme Immunoassay (TESTPACK ROTAVIRUS^|^reg;) for Diagnosis of Viral Gastroenteritis

抄録

胃腸炎患児104例の下痢便について, 新しい10分で診断可能なテストパック・ロタウイルス®と従来の逆受身赤血球凝集法, RNAポリアクリルアミドゲル電気泳動法 (RNA-PAGE) を用いてロタウイルス抗原の検出を比較した.<BR>テストパック・ロタウイルス®の成績は, RNAPAGEの成績と一致した.逆受身赤血球凝集法の結果とは一部低い抗原濃度で異なった.逆受身赤血球凝集法でテストパックと結果が異なって陽性を示した例ではラテックス凝集法, 電子顕微鏡法では陰性を示した.<BR>パラロタウイルス, アデノウイルス, 小球形ウイルスはテストパック・ロタウイルス®で陰性を示した.

収録刊行物

  • 感染症学雑誌

    感染症学雑誌 64 (2), 174-178, 1990

    一般社団法人 日本感染症学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680021252608
  • NII論文ID
    130004329610
  • DOI
    10.11150/kansenshogakuzasshi1970.64.174
  • ISSN
    1884569X
    03875911
  • PubMed
    2159966
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • PubMed
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ