多官能型ナフタレン系エポキシ樹脂の構造と物性

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タイトル別名
  • Structure and Properties of Polyfunctional Naphthalene-based Epoxy Resins

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説明

種々の多官能型ナフタレン系エポキシ樹脂の合成を行ない, フェノールノボラックを硬化剤として得られる硬化物の物性を評価した。その結果, ナフタレン骨格の導入は, 耐熱性を犠牲にすることなく, 吸水率を低下させる有力な手法であることが示された。また, 硬化物の線膨張係数は, 単環系樹脂のそれに比べて, ガラス状態, ゴム状態ともに小さい値を与えた。しかし, ガラス状態の線膨張係数は架橋密度とともに高くなり, 200℃以上のガラス転移点においては, 単環系樹脂とほぼ同じ値を示した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680067225344
  • NII論文ID
    130006886352
  • DOI
    10.11364/networkpolymer1980.14.189
  • ISSN
    21865361
    03884384
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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