多官能型ナフタレン系エポキシ樹脂の構造と物性
書誌事項
- タイトル別名
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- Structure and Properties of Polyfunctional Naphthalene-based Epoxy Resins
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説明
種々の多官能型ナフタレン系エポキシ樹脂の合成を行ない, フェノールノボラックを硬化剤として得られる硬化物の物性を評価した。その結果, ナフタレン骨格の導入は, 耐熱性を犠牲にすることなく, 吸水率を低下させる有力な手法であることが示された。また, 硬化物の線膨張係数は, 単環系樹脂のそれに比べて, ガラス状態, ゴム状態ともに小さい値を与えた。しかし, ガラス状態の線膨張係数は架橋密度とともに高くなり, 200℃以上のガラス転移点においては, 単環系樹脂とほぼ同じ値を示した。
収録刊行物
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- Japan Thermosetting Plastic Industry Association
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Japan Thermosetting Plastic Industry Association 14 (4), 189-195, 1993
合成樹脂工業協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680067225344
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- NII論文ID
- 130006886352
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- ISSN
- 21865361
- 03884384
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可