書誌事項
- タイトル別名
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- Studies of the Gelation of the Polyvinyl Chloride Obtained by Emulsion Polymerization by Means of Plastigraph
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説明
前報においては, 懸濁重合により得られたポリ塩化ビニル(PVC) 粉末のポリマー一可塑剤系におけるゲル化性を,プラストグラフと種々の密度測定より研究した。この系におけるゲル化性は粉末の多孔質性に依存することを見出した。このポリマーのプラストグラフ測定におけるゲル化時間は,一定温度で測定した。しかしこの方法は乳化重合PVCには適用できない。乳化重合ポリマーに対しての新しい測定方法として,プラストグラフ測定による等速昇温法を確立した。この方法により得られたゲル化曲線は,昇温速度に無関係であり,よい再現性があり,かつそれぞれのポリマーについて異なるものである。この曲線は種々のゲル化過程に対応するものであり,それゆえ有意義であることがわかった。この曲線は,ある応用に対してのPVCの選択に役立つ。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 66 (6), 874-878, 1963
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680108101120
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- NII論文ID
- 130004096819
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可