Polymerization of Styrene in the presence of Chain Transfer Agents with Carboxyl Group and Grafting Reaction of the Polymer

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  • カルボキシル基をもつ連鎖移動剤の存在下におけるスチレンの重合と重合体のグラフト化反応

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カルボキシル基をもつ連鎖移動剤の存在下でスチレンの重合を行なった。生成したポリマーの分子量の決定と末端カルボキシル基の定量を行なった。α-およびβ-メルカプトプロピオン酸, トリクロル酢酸, トリブロム酢酸の連鎖移動定数は, それぞれ7.7, 9.4, 2.7×10-2と3.0である。α-およびβメルカプトプロピオン酸の存在下ではポリマー1分子あたりほぼ1個, トリクロル酢酸では約0.3個のカルボキシル末端基をもつポリマーが生成した。 末端カルボン酸を塩化チオニルで酸クロリドとし,メタクリル酸β-オキシエチルとメタクリル酸メチルの共重合体と反応させてグラフトポリマーを合成した。濁度測定の結果はグラフトボリマーが生成したことを示す。しかしセルロースおよびポリピニルアルコールに対する不均一系でのグラフト化反応では,グラフト率は低かった。

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