書誌事項
- タイトル別名
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- Replicability in Secondary Analysis
- 2ジ ブンセキ ニ オケル サイゲン カノウセイ
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抄録
General Social SurveyおよびInternational Social Survey Programのデータを利用した二次分析による5本の論文をとりあげ、元データから分析結果を再現できるかどうかを検討した。検討の結果、5本の論文の中には、分析結果を完全に再現できた論文は、なかった。現在の論文は、再現可能性を保証するものには、なっていない。研究者は、驚くほど再現可能性について、注意を払ってこなかった。再現可能性は、科学の方法として不可欠であり、再現可能性が保証されない状況では、実証分析の論文の信頼性が失われる危険性がある。そこで、再現可能性を高めるための報告様式を明らかにした。さらに、再現可能性を改善するためのデータベース側の配慮、学会の政策、教育プログラムについて議論した。
収録刊行物
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- 理論と方法
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理論と方法 17 (1), 41-51, 2002
数理社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680141545344
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- NII論文ID
- 110000511852
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- NII書誌ID
- AN10096921
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- ISSN
- 18816495
- 09131442
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- NDL書誌ID
- 6203272
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可