書誌事項
- タイトル別名
-
- From Human Being's Embryology to Gnathology and Occlusion (First Half)
この論文をさがす
説明
咬合を理解するうえで重要なことは, 生命の進化の過程や人類の二足歩行を考えることである.なぜなら, 不正咬合や顎関節症という概念は, おそらく人にのみ存在し, 他の動物には無縁であるからである.この論文の趣旨は, 人類の発生から二足歩行, 脳の発育, ストレスマネージメント, 下顎の偏位からくる全身の歪みなどを解説することにある.さらに後半では, 日本人のルーツを考えることによって不正咬合や骨格パターンを考え, 咬合治療のあり方を再確認することにある.これにより, 機械論的なナソロジーからはじめて, 人類学, そして人の発育と適応を考慮した生理学的なナソロジーに変貌していくと考える.
収録刊行物
-
- 日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
-
日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学 24 (2-3), 345-350, 2004
THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680175069184
-
- NII論文ID
- 130004258885
- 10018964960
-
- NII書誌ID
- AA11582107
-
- ISSN
- 18848230
- 13468111
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可