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- 原口 京子
- がん・感染症センター都立駒込病院輸血・細胞治療科
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- 奧山 美樹
- がん・感染症センター都立駒込病院輸血・細胞治療科
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- 田野崎 隆二
- 国立がん研究センター中央病院輸血療法科
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- 國友 由紀子
- がん・感染症センター都立駒込病院輸血・細胞治療科
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- 吉田 茂久
- 国立がん研究センター中央病院臨床検査部輸血管理室
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- 上村 知恵
- 慶應義塾大学病院輸血・細胞療法部
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- 府川 正儀
- 虎の門病院輸血部
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- 伊藤 みゆき
- 日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター
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- 森 毅彦
- 慶應義塾大学医学部血液内科
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- 大橋 一輝
- がん・感染症センター都立駒込病院血液内科
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- 谷口 修一
- 虎の門病院血液内科
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- 牧野 茂義
- 虎の門病院輸血部
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- 高梨 美乃子
- 日本赤十字社血液事業本部
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- 坂巻 壽
- がん・感染症センター都立駒込病院血液内科
書誌事項
- タイトル別名
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- INTER-LABORATORY COMPARISON OF CD34<sup>+</sup> CELL ENUMERATION
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説明
末梢血幹細胞移植において,採取物のCD34陽性細胞数を正確に測定することが必須であるが,その方法は国内では標準化されておらず,施設間差の存在が懸念される.そこで我々は,末梢血幹細胞採取物検体をCD34陽性細胞数測定に熟練した東京都内5施設に搬送し,採取当日に測定した全6施設の結果を比較した.CV(coefficient of variation)は25%以内と比較的低く,高い相関が認められたが,特に1施設の測定値は有意に低かった.国際的に標準的な測定法とされるISHAGE-Single platform法をおこなっているか否かによる差は明らかではなかったが,常に低い値を示した施設は検体調整に問題があると考えられた.CD34陽性細胞測定に熟練していても,客観的な評価が必要で,検体調整法を含めた測定法の標準化と外部精度評価が重要であることがあらためて示された.
収録刊行物
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- 日本輸血細胞治療学会誌
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日本輸血細胞治療学会誌 62 (1), 32-40, 2016
一般社団法人 日本輸血・細胞治療学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680247859328
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- NII論文ID
- 130005128630
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- ISSN
- 18830625
- 18813011
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可