頭頸部癌に対する集学的治療の進歩

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  • 藤井 正人
    国立病院機構東京医療センター臨床研究センター聴覚平衡覚研究部

書誌事項

タイトル別名
  • The progress of multimodality treatment for head and neck cancer with special reference to chemoradiotherapy
  • —化学放射線療法を中心に—
公開日
2015
DOI
  • 10.5106/jjshns.25.155
公開者
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

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説明

頭頸部癌に対する化学放射線療法は標準治療としてのエビデンスが報告されている。併用する化学療法はCDDP単独併用が標準となっている。近年JCOG頭頸部がんグループが組織され,標準的レジメンの開発を目的に臨床試験が開始されている。そこでは術後化学放射線療法のJCOG1008と上顎洞癌に対する超選択的動注化学放射線療法であるJCOG1212が施行されている。一方,化学放射線療法の問題点としては化学放射線療法の強い毒性のために不十分な治療となる場合や,晩期毒性によって根治治療に成功しても長期生存に結びつかないことが報告されている。今後は,分子標的薬であるセツキシマブの併用など薬物療法の工夫によりさらに化学放射線療法の長期成績向上が期待される。

収録刊行物

  • 頭頸部外科

    頭頸部外科 25 (2), 155-159, 2015

    特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

参考文献 (24)*注記

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