エアゾール缶等の分別排出における住民の意識と行動に関する分析

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis on Resident Consciousness and Behaviors regarding Source Separation for Aerosol Cans and Gas Cartridges
  • エアゾールカン トウ ノ フンベツ ハイシュツ ニ オケル ジュウミン ノ イシキ ト コウドウ ニ カンスル ブンセキ

この論文をさがす

抄録

一般家庭から排出されるごみには,エアゾール缶やコンロ用カセットボンベなど,爆発性や引火性のある品目が含まれているため,収集時や処理時に全国で毎年多くの火災事故が発生しており,効果的な事故防止対策が求められている。本研究では,住民を対象とした質問紙調査を行い,2段階モデルに基づき住民のエアゾール缶等に関する分別行動と,それを規定する要因との解析を行った。住民の協力を得るためには,必要な情報を周知徹底すること,年齢別のPR啓発が必要であること,情報提供はうっかり対策にも効果的であることなどを明らかにした。環境問題への意識と行動に加え,安全行動面にも配慮してモデルを構築し,行動分析を行っており,エアゾール缶等による火災事故を防止し安全な収集作業を確立するための有効な知見が得られたと考えられる。

収録刊行物

参考文献 (23)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ