書誌事項
- タイトル別名
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- STATISTICAL MODELING OF GLOBAL WAVE HEIGHT AND ITS APPLICATION TO CLIMATE CHANGE PROJECTION
- ゼン ダマ ノ トウケイテキハ コウスイテイ シュホウ ノ カイハツ ト ショウライ ヘンカ ヨソク エ ノ オウヨウ
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抄録
JRA-55を基本データとし,力学的波浪モデルと比べて短時間で数多くの気候変動に関するアンサンブル予測に適用できる波高の統計的予測モデルを開発した.得られた予測モデルを幾つかの温室効果ガスの将来濃度シナリオにもとづいた気候変動予測結果に適用し,平均波高および極大波高の将来変化予測を行った.主な将来変化としては,平均波高に対して北太平洋北部で波高の増加,北大西洋全域と北緯・南緯30°付近,および太平洋赤道域の東部で大きな減少が見られ,極大波高は,概ね平均波高と同様の変化の分布を示した.極大波高が平均波高と異なる特徴を示した海域は,主に熱帯低気圧が通過する頻度が高い海域であり,その将来変化傾向は,温室効果ガスの将来濃度シナリオによって多様な傾向を示した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_1501-I_1506, 2015
公益社団法人 土木学会