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- 半田 知宏
- 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Comprehensive Study of Pulmonary Lesion and Its Complications That Affect Prognosis in Patients with Sarcoidosis
- サルコイドーシス ノ コキュウキ ビョウヘン ト ヨゴ ニ カンレン スル ガッペイショウ ニ ツイテ ノ ソウカツテキ ケントウ
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抄録
受賞の契機となった研究を,3点に絞って紹介する.1)共刺激分子の遺伝子多型に関する研究: T細胞の活性化に関与する共刺激分子(CD80,CD86, CTLA-4)の一塩基多型(SNPs)について関連分析を行い,これらのSNPsがサルコイドーシスの発症には関与しない一方,CTLA-4のSNPsが気管支肺胞洗浄液のプロファイルに関連する事を示した.2)肺高血圧症に関する研究:心臓超音波で評価した結果,サルコイドーシスの5.7%の症例で肺高血圧症が認められ,全肺気量の低下と関連した.また,血清NT-proBNPがサルコイドーシスの心臓病変の検出において有用性が高い一方で,肺高血圧症の診断精度は低いことを示した.3)気流制限に関する研究:サルコイドーシスの8.8%の症例で気流制限が認められること,高齢,喫煙,stageⅣなどが気流制限の危険因子であることを示した.また,サルコイドーシスの気管支壁面積の測定と肺野のヒストグラム解析を行い,これらの指標が肺機能と相関することを示した.これらの研究を通じて,サルコイドーシスの病態における共刺激分子の関与,臨床管理上問題となる併存症の疫学や病態を明らかにした.
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders
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The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 35 (1), 9-15, 2015
日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680300525312
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- NII論文ID
- 130005125240
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- NII書誌ID
- AA12492600
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- ISSN
- 18846114
- 18831273
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- NDL書誌ID
- 026839990
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可