生活道路における街路特性や沿道特性が走行速度に及ぼす影響に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY OF THE INFLUENCE OF STREET AND STREET-SIDE CHARACTERISTICS ON DRIVING SPEEDS IN RESIDENTIAL AREAS

説明

生活道路における交通事故を減少させるために,低速度での速度規制や街路空間の改良による速度抑制施策などが行われているが,走行実態のデータ収集を広範囲で行うことは難しいことから定量的な分析はこれまで乏しかった.本研究では,東京都のタクシープローブデータから生活道路の走行履歴データを抽出し,街路特性や沿道特性が走行速度に及ぼす影響を明らかにするものである.<br>タクシープローブデータの解析の結果,平均速度・分散ともに増加に影響する要素は,車道幅員,幹線道路との接続であり,平均速度を抑制する要素としてハンプ,交差密度であることが明らかになり,生活道路における街路空間の改良によって走行速度を効率的に抑制できる可能性が示唆された.

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被引用文献 (5)*注記

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