書誌事項
- タイトル別名
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- ショウテン ケイエイシャ ノ カギョウ イシキ ニ カンスル ジッショウ ケンキュウ
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説明
本稿の目的は、比較分析を通じて、日韓の商店経営者の「家業意識」の違いについて検討することである。先行研究では、家業には、「家代々の職業」としての「世襲型家業」と、「一家の生計のための職業」としての「生業型家業」という2つの理念型を識別することができ、前者が日本の商店経営者に多く見られ、後者が韓国の商店経営者に多く見られることが指摘されている。そこで本稿では、商店経営における「家業意識」を、「資産」に関する項目、「技術」に関する項目、「伝統/社会性」に関する項目に具体的に落とし込んで、それぞれについて比較を行う。<BR>分析の結果、おおむね、日本の商店経営者は韓国の商店経営者よりも「技術」に関する項目を重視する傾向があること、また、韓国の商店経営者は日本の商店経営者よりも「資産」に関する項目を重視する傾向があることが明らかになる。
収録刊行物
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- 流通研究
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流通研究 11 (3), 37-54, 2009
日本商業学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680374940800
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- NII論文ID
- 130001844613
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- NII書誌ID
- AA11273780
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- ISSN
- 21860939
- 13459015
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- NDL書誌ID
- 10287875
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可