「グルコン酸ナトリウムによる硬化コンクリートの単位セメント量試験方法」の概要と NDIS 3422 の制定の経緯

書誌事項

タイトル別名
  • Determination of Unit Cement Content in Hardened Concretes by the Sodium Gluconate Method and Process of Constitution of NDIS 3422
  • グルコンサン ナトリウム ニ ヨル コウカ コンクリート ノ タンイ セメントリョウ シケン ホウホウ ノ ガイヨウ ト NDIS3422 ノ セイテイ ノ ケイイ

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説明

我が国では, 硬化コンクリートの単位セメント量を試験する方法として, (社) セメント協会コンクリート専門委員会F-18「硬化コンクリートの配合推定に関する共同実験報告」による方法が代表的である。しかし, この方法は, 希塩酸を用いて溶解するため, 近年, 多量に使われている石灰石骨材コンクリートおよび海砂を用いたコンクリートには適用できない。本試験方法は, 石灰石骨材および貝殻などを含む海砂を用いたコンクリートにも適用できるグルコン酸ナトリウムを用いて, 一般的な研究機関で簡易に行える硬化コンクリートの単位セメント量の試験方法である。ここでは, この試験方法の概要および NDIS 3422の制定の経緯について紹介する。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 41 (11), 9-15, 2003

    Japan Concrete Institute

参考文献 (12)*注記

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