アルミナへのポリアクリル酸とポリビニルピロリドンとの吸着特性

DOI Web Site 参考文献16件 オープンアクセス
  • 江角 邦男
    東京理科大学理学部応用化学科・界面科学研究所
  • 石附 健二
    東京理科大学理学部応用化学科・界面科学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Nature of the Adsorption of Poly (acrylic acid) and Poly (vinyl pyrrolidone) on Alumina
  • Nature of the Adsorption of Poly acryli

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説明

ポリアクリル酸のアルミナへの吸着は強い親和性を示し, その吸着量はpH5.2から10.2に増加するにつれて徐々に減るが, ポリビニルピロリドンは全pH範囲でほとんど吸着しない。両高分子を同時吸着させるとpH5.2と7.2においてポリビニルピロリドンの吸着が水素結合のために著しく高められるが, pH10.2ではポリビニルピロリドンはまったく吸着しない。しかし, pH5.2で吸着させた後pHを10.2に移動するとかなりの量のポリビニルピロリドンがアルミナ表面に残る。<BR>また, 高分子吸着によるアルミナ懸濁液の分散安定性とともにスピンラベル化した高分子を用いて高分子の吸着コンフォメーションも評価した。

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参考文献 (16)*注記

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