疎水基を持つ二酸化チタンへのセルロースの吸着

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  • Adsorption of Celluloses on Titanium Dioxide with Hydrophobic Group
  • Adsorption of Celluloses on Titanium Di

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説明

疎水基を有する, または有しない二酸化チタンへのヒドロプロピルメチルセルロース (SH-50) ならびにメチルセルロース (SM-25とSM-100) の吸着挙動を吸着量と分散安定性測定により調べた。疎水基を有する二酸化チタンは持たないものに比べて三種類のセルロースの吸着量は著しく大きくかっ高い分散安定性を示した。スピンラベル化したセルロースの吸着のESR測定から低いセルロース濃度でトレインセグメントの割合は減少し, 特に疎水基を有しない二酸化チタンに吸着したSH-50のトレインセグメントの割合は小さい値を示した。このように疎水基を有する二酸化チタンの高い分散安定性は大きな吸着量から生じる立体障害によるものと考えられる。

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