「Ｗｅｂ２．０」時代に対応する学術情報発信へ　　真のユーザー参加拡大のためのデータ開放の提案

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タイトル別名
  • Academic information and communication in the age of "Web2.0" Proposal on strategic data control for model of user participation
  • Web2 0 ジダイ ニ タイオウ スル ガクジュツ ジョウホウ ハッシン エ シン ノ ユーザー サンカ カクダイ ノ タメ ノ データ カイホウ ノ テイアン
  • Academic information and communication in the age of “Web2.0”
  • Proposal on strategic data control for model of user participation
  • 真のユーザー参加拡大のためのデータ開放の提案

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抄録

「Web2.0」時代における学術情報発信のあり方について展望と課題を示す。まず「Web2.0」の理解の仕方を説き，続いてブログにおける学術情報発信の実例に基づいて「Web2.0」が学術情報発信にもたらす価値を説く。特にユーザー参加の拡大と参加拡大のためのデータ開放の意義を強調する。同時にユーザー参加による学術情報発信の活性化を阻む要因の存在を指摘し，現時点におけるブログを中心としたWebでの学術情報発信におけるコミュニケーションモデルの限界を示唆する。最後に課題を解決するための方策として，学術情報発信組織が有する大規模データの開放を提案する。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 49 (11), 632-643, 2007

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

参考文献 (2)*注記

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