灰色の文献 グレイ・リテラチャー -その種類と問題-

書誌事項

タイトル別名
  • Grey Literature, Its Variety and Problems
  • ハイイロ ノ ブンケン--グレイ ・ リテラチャー--ソノ シュルイ ト モンダイ

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説明

通常の出版物の流通経路を通らず, 配布が限定されていたりして入手の困難な資料がグレイ・リテラチャーで, non-conventional literature(非定形文献)とも呼ばれる。書誌的コントロールが十分でないものが多い。テクニカルレポート, 翻訳, 会議資料, ある種の雑誌, 企業文献, 政府文書などがこれに入るが, これにとどまらず, また資料によって灰色の程度はさまざまである。入手性を改善する動きとして米国のNTISを主とする活動, 欧州のSIGLEシステム, BLLDの活動にも言及した。日本においては改善の動きは少なかったが, JICSTの公共資料データベースの作成はその第一歩であろう。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 27 (7), 595-602, 1984

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (2)*注記

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