乳幼児のモデルとしての仔ザルの人工飼育試験といわゆる隔離サルにおける行動異常

若生 宏, 畠山 富而, 上原 充郎, 和田 幸子, 本庄 重男, 藤原 徹, 長 文昭

doi:10.1538/expanim1957.24.4_161

乳幼児のモデルとしての仔ザルの人工飼育試験といわゆる隔離サルにおける行動異常

DOI Web Site Web Site

若生宏

岩手医科大学小児科学教室
畠山富而

岩手医科大学小児科学教室
上原充郎

岩手医科大学小児科学教室
和田幸子

岩手医科大学小児科学教室
本庄重男

国立予防衛生研究所獣疫部
藤原徹

国立予防衛生研究所獣疫部
長文昭

国立予防衛生研究所獣疫部

書誌事項

タイトル別名

Artificial Nursing of New-born Cynomolgus Monkeys as a Model of the Human Infant and Development of Abnormal Behavior
ニュウヨウジノモデルトシテノシザルノジンコウシイクシケント

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説明

1.カニクイザル仔ザルで出生直後からの人工飼育実験および低蛋白低栄養実験に成功した。<BR>2.人工飼育仔ザルの観察により, isolation monkeyには行動異常が現われること, とくに社会性の発達のうえで大きな問題があることを確認し, 乳・幼児におけるこの種の問題解明のためのモデルとして仔ザルの人工飼育実験が有用であることを認めた。