書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Heat Treated Cells of Intestinal Lactic Acid Bacteria in Rats Fed a Deoxycholic Acid Diet
- デオキシコールサン フカ ラット ニ オケル カンゾウ オヨビ ジンゾウ ノ
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説明
デオキシコール酸 (DCA) 食を自由摂取させたラットに, 腸内乳酸菌の加熱処理菌体を投与し, その影響を検討した。Wistar系雄性ラットに, 0.25%のDCA食あるいは0.25%DCA十1%Enterococcus faecalis AD1001の加熱処理菌体 (EFH-1) 食, 0.25%DCA+1%Lactobacillus reuteri AD0002の加熱処理菌体 (LRH-2) 食を, 5週齢時より4週間にわたって自由摂取させた。DCAは, 実験動物に対して肝障害を惹起するとされているが, 普通食ラットに比べて, DCAラットでは血清GOT・GPT活性および血清脂質・総胆汁酸・ALP・γ一GTP・LDH・リポ蛋白・BUN・UAが上昇し, 更に, 病理学的に肝臓のみならず腎臓にも重篤な障害が認められた。また, DCA食ラットに比較してDCAに加えてEFH-1, LRH-2を与えたラットでは, 血清GOT活性, リポ蛋白, BUN値ならびに肝臓および弩臓の病理組織学的検査によって, その障害の軽減が認められた。
収録刊行物
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- Experimental Animals
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Experimental Animals 39 (3), 325-335, 1990
公益社団法人 日本実験動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680478390144
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- NII論文ID
- 130005000818
- 130006134944
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- NII書誌ID
- AN00104954
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- ISSN
- 18817122
- 00075124
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- NDL書誌ID
- 3684275
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可