電通MAPデータ・システムの開発とその費用便益分析
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- 園田 栄治 参事
- (株)電通開発事業局
書誌事項
- タイトル別名
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- Dentsu Data System; its Development and Cost-benefit Analysis
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説明
電通MAPシステムは,マーケティング・アドバータイジング・プラニングのためのシステムで,計画,データ,コントロールの3サブシステムから成る。与えられた課題に対し,コントロール・システムの下で計画システムの中の適当な処理プロシデュアとデータ・システムの中の適当なデータが選ばれ,処理されて供給される仕組みである。このシステムが生まれて5年を経過したので,反省をかねてシステム・チェックを行なった。用いた方法は,PPBSを基礎とする効果固定方式のM. S. Magsonの方法である。現在のMAPのあげている効果とそれに要している費用(cost1)を基準とし,現実的と考えられる代替案を設定し,同様の効果をあげるために必要とみられる費用(cost2)を算定する。そして便益率を 便益率=cost1-cot2/cost1で求める。この結果,現実的に考えられる代替案の現行MAPよりも2倍の経費がかかるほか,いくつかの点で現行システムの優れている点が示された。
収録刊行物
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- 情報管理
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情報管理 19 (1), 1-10, 1976
国立研究開発法人 科学技術振興機構
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680484932608
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- NII論文ID
- 130005135489
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- ISSN
- 13471597
- 00217298
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可