ホイップクリームの性状に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on the Some Properties of Whipping Cream
  • ホイップクリームの性状に関する研究(3)ホイップクリームの構造とその熱安定性
  • ホイップクリーム ノ セイジョウ ニ カンスル ケンキュウ 3 ホイップクリーム ノ コウゾウ ト ソノ ネツ アンテイセイ
  • ─第 3 報:ホイップクリームの構造とその安定性─
  • —3: Microstructure of Whipping Creams and Their Stability

この論文をさがす

説明

ホイップクリームの微細構造と安定性について脂肪の種類(動物性・植物性),あるいは糖やスキムミルク添加による影響を検討した.<br/>1. ホイップクリームは気泡を取り囲む脂肪球が結合している構造で,ホイップ操作によって脂肪球径が大きくなった.<br/>2. 貯蔵弾性率(G′)は温度上昇とともに低下し,40℃付近で最低となった.<br/>3. 示差走査熱量分析においては40℃付近に吸熱反応の終了温度(Tc)がみられ,固体脂肪は40℃付近で融解することを示していた.吸熱エンタルピーは乳脂肪クリームが最も小さく,糖類添加,スキムミルク添加,植物性クリームの順に大きくなった.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ