書誌事項
- タイトル別名
-
- Studies on the Some Properties of Whipping Cream
- ホイップクリームの性状に関する研究(3)ホイップクリームの構造とその熱安定性
- ホイップクリーム ノ セイジョウ ニ カンスル ケンキュウ 3 ホイップクリーム ノ コウゾウ ト ソノ ネツ アンテイセイ
- ─第 3 報:ホイップクリームの構造とその安定性─
- —3: Microstructure of Whipping Creams and Their Stability
この論文をさがす
説明
ホイップクリームの微細構造と安定性について脂肪の種類(動物性・植物性),あるいは糖やスキムミルク添加による影響を検討した.<br/>1. ホイップクリームは気泡を取り囲む脂肪球が結合している構造で,ホイップ操作によって脂肪球径が大きくなった.<br/>2. 貯蔵弾性率(G′)は温度上昇とともに低下し,40℃付近で最低となった.<br/>3. 示差走査熱量分析においては40℃付近に吸熱反応の終了温度(Tc)がみられ,固体脂肪は40℃付近で融解することを示していた.吸熱エンタルピーは乳脂肪クリームが最も小さく,糖類添加,スキムミルク添加,植物性クリームの順に大きくなった.
収録刊行物
-
- ミルクサイエンス
-
ミルクサイエンス 50 (2), 55-59, 2001
日本酪農科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680485925120
-
- NII論文ID
- 130005107331
-
- NII書誌ID
- AA11125739
-
- ISSN
- 21880700
- 13430289
-
- NDL書誌ID
- 5839536
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可