La@C<SUB>82</SUB>とシクロペンタジエン誘導体の可逆付加反応

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書誌事項

タイトル別名
  • Reversible addition reaction of La@C<SUB>82</SUB> with cyclopentadiene derivatives

説明

Diels-Alder反応を用いたフラーレンの可逆付加反応は、フラーレンの分離法や位置選択的な多段階付加反応を制御しえるテンプレートとして利用されている大変興味深い反応系である。すでに我々は、金属内包フラーレンLa@C82・シクロペンタジエン誘導体の合成を行い、付加反応に高い位置選択性があることを見出した。さらに、誘導体の反応速度について明らかにした。しかしこの付加反応は逆反応が非常に早く進行してしまう。 そこで、反応機構の検証および付加体の安定性を向上させる目的でペンタメチルシクロペンタジエンを用いて反応を行なった。各種測定結果により付加反応の選択性と付加体の安定性について検討を行なったのでこれらを報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680532127232
  • NII論文ID
    130004646467
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.57.0.43.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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