イミダゾリウム基を含むマルチアーム分子の合成と物性評価

DOI
  • 根本 大樹
    首都大学東京 都市環境科学研究科 分子応用化学域
  • 佐藤 潔
    首都大学東京 都市環境科学研究科 分子応用化学域
  • 山口 素夫
    首都大学東京 都市環境科学研究科 分子応用化学域

書誌事項

タイトル別名
  • Syntheses And Properties of Multi-armed Molecules with Imidazolium Units.

抄録

当研究室ではこれまでにカチオン性のイミダゾリウム基を含む三脚型マルチアーム分子である1,3,5-tris(1-(3-butylimidazolio))-trimetylbenzeneを合成、評価した。この分子はアニオンと1:1でホスト・ゲスト錯体を形成することが分かっている。 本研究ではイミダゾリウム基を3つから6つに増やした六脚型のマルチアーム分子を合成し、アニオン種とのホスト・ゲスト錯体の形成を試みた。その結果、この分子はアニオン種と1:2のホストゲスト錯体を形成することが分かった。これらの実験結果はNMR滴定により確認した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680532476288
  • NII論文ID
    130004729254
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2010.0.3p28.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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