シミュレーションによるはんだ接合後の変形推定
書誌事項
- タイトル別名
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- Simulation Study on Deformation of Soldering Process
抄録
ハイブリッド車などインバータには、大面積の半導体チップがはんだ接合されたパワーモジュールが用いられている。はんだ接合工程では、チップや基板のはんだ濡れ性、熱膨張係数などにより、接合後の形状が決まる。本研究では、汎用熱流体解析ソフトFLOW-3Dにより溶融時の挙動を、また汎用構造解析ソフトANSYSを用いて凝固後の反りの計算を行った。チップにはSiを、基板にはCuを、またはんだにはSn-3Ag-0.5Cuを用いた。はんだの濡れ性は濡れ角を与え、また、反りの計算では、はんだの引張特性を数表で与えた。計算で得られた反りについて、実験値と比較した結果、両者はほぼ一致し、本手法の適用可能性が得られた。
収録刊行物
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- エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
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エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 112-113, 2010
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680532517888
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- NII論文ID
- 130005469586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可