<I>meta</I>-エチニルピリジンを単位とする大環状オリゴマーの合成と糖認識能

書誌事項

タイトル別名
  • Macrocyclic host consisted of <I>meta</I>-ethynylpyridine as a unit

説明

糖を認識する人工ホストとして、meta-エチニルピリジンを単位とする大環状オリゴマーを開発した。 4-ブトキシ-2,6-ジブロモピリジンを中間体とし、薗頭反応を繰り返し、両端に末端アセチレンを有するエチニルピリジントリマーを得た。そこへGlaserカップリング(Eglinton法)を施すことによって、標的とした大環状オリゴマーを得ることができた。 NMRとMSの測定から、この大環状オリゴマーは9-merと12-merを含むことがわかった。それぞれMSスペクトル上には、大環状オリゴマーの自己会合体に由来するピークが多数検出された。 この大環状オリゴマーに対して糖を加えたところCDが誘起された。すなわち、今回の大環状オリゴマーは糖認識能を有することがわかった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680533040128
  • NII論文ID
    130004644990
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.18.0.231.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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