納豆の嗜好性と食べ方に関する研究 その1

書誌事項

タイトル別名
  • A study of preferences of fermented soybeans and the way of eating No.1
  • -Comparison of those in1991with in 2009
  • -18年前との比較-

説明

【目的】平成3年(1991年)に納豆の嗜好と食べ方に関する調査を土浦短期大学(現つくば国際短期大学)の学生を対象に行った。平成21年(2009年)に同じ調査を行い、18年間で同じ年代の学生の納豆の嗜好、食べ方がどのように変化してきているかを比較検討することを目的とした。<BR>【方法】アンケート用紙を作成し、学生に説明しながら記入させた。対象者は平成3年は、土浦短期大学の学生(185名)平成21年(2009年)は、つくば国際短期大学の学生、つくば国際大学の学生(約183名)である。質問項目は_I_納豆の嗜好について1.納豆から何を連想するか?2.粒のままの納豆と、ひき割り納豆について 3.納豆の嗜好について:外観、香り(臭い)、粘り、味(大豆の)、その他、総合の各項目について大好き、好き、普通、嫌い、大嫌いの評価 4.食べる頻度 5.どの食事のときに食べるか である。_II_納豆の食べ方の質問項目については、その2に記載した。<BR>【結果】納豆から連想するものは、平成3年、21年ともに「粘り」「臭い」「水戸」などが80%を占めたが、「栄養がある、健康に良い」という連想は平成21年のほうが多い傾向を示した。食べる頻度は、平成3年は90%の人が、週に1回以上食べていたが、平成21年はその割合が半分以下であった。食べる食事は、平成3年度は60%の人が朝食時であったが、平成21年は夕食時に食べるという人が多かった。項目別嗜好は、平成3年より平成21年は「大好き・好き」の割合が多く、総合評価でも18年前より若い年代に好まれている傾向がみられた。食べ方については、平成3年にはあまり練らないで食べるという回答が20%弱あったが、平成21年度は10%以下であった。

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キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680538515200
  • NII論文ID
    130006958906
  • DOI
    10.11428/kasei.62.0.87.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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