球面波を用いた局所壁面せん断応力測定方法に関する理論的検討

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タイトル別名
  • Theoretical Consideration for Measurement Method of Local Wall Shear Stress Using Dual Spherical Waves

抄録

球面波の干渉を用いた新しい局所壁面せん断応力の光学的測定方法を提案する。本測定法はレーザドップラー流速計の応用であり、検定を必要としない。本測定法で得られるドップラー信号の周波数はバースト中に変化し、その変化の様子は粒子の通過する位置と角度に依存する。そのため、本測定方法を用いれば局所壁面せん断応力の大きさと向きの同時測定が可能と考えられる。本測定法の実現には、局所壁面せん断応力の向きを検出するための特別な信号処理法が必要である。本研究ではドップラー信号の性質を利用した信号処理法を提案し、それついて議論する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680565585920
  • NII論文ID
    130005019977
  • DOI
    10.11345/japannctam.52.0.324.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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