正則化された表面力境界積分方程式を用いたき裂開閉口挙動の3次元解析

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • 3-D Analysis of crack opening and closure behavior using regularized traction boundary integral equation

抄録

本研究では、正則化された表面力境界積分方程式を用いてき裂の開閉口挙動の3次元解析を行う。近年、超音波非破壊評価法の分野では、き裂の動的開閉口に由来して発生するとされる高調波や分調波を用いた新しい非破壊評価法(非線形超音波法)が注目を集めている。しかしながら、それら高調波や分調波の発生機構には未知な部分も多い。そのため、き裂の動的開閉口をモデル化し、シミュレーションを数多く実行することで、理論的に高調波や分調波の発生メカニズムを解明することが重要な課題となっている。そこで、本研究では、き裂を数学的に厳密にモデル化できる時間領域境界要素法の数値安定性を改善した演算子積分時間領域境界要素法を用いてき裂の開閉口等をシミュレーションすることで、高調波や分調波の発生メカニズムを探ることを行う。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680569107328
  • NII論文ID
    130005478069
  • DOI
    10.11345/japannctam.63.0_41
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ