超臨界流体の構造に関する理論的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Theoretical Studies on the Structure of Supercritical Fluids
抄録
超臨界流体の構造を調べるために、レナード_-_・ジョーンズ系の等温等圧モンテカルロ・シミュレーションを行った。粒子の座標から静的構造因子を計算し、オルンシュタイン・ゼルニケ型の関数形を用いて解析した。その結果、温度_-_圧力相図上で S(0) の尾根は相関長 ξ の尾根と一致せず、前者は後者よりも低圧領域に位置づけられることがわかった。この結果は最近行われている実験結果と定性的に一致している。本研究では微視的な観点からこの事実の説明を試み、超臨界流体の特異な性質について論じる
収録刊行物
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- 理論応用力学講演会 講演論文集
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理論応用力学講演会 講演論文集 54 (0), 55-55, 2005
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680570783104
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- NII論文ID
- 130004603543
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可