鉄道路線図の表記方法と検索性

DOI
  • 小林 岳人
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 日比野 治雄
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 小山 慎一
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室

書誌事項

タイトル別名
  • The Evaluation of the Graphic Design of Tokyo Subway Map Using a Visual Search Task
  • 東京の地下鉄における実験
  • A Study of the Tokyo Subway Map

抄録

鉄道路線図をデザインする上で、利用者が適切な経路を簡単に選択できるように配慮をすることは大変重要である。これまでに、鉄道路線図の表記方法について(e.g.長尾、鵜飼)、ガイドラインが作成された。そして現在使用されている多くの路線図にこのガイドラインは反映されている。しかし近年では、路線や駅が増加したこと、路線図上に駅ナンバリングが記入されたことにより、路線図は以前に増して複雑になっている。本研究では、複雑化した現在の路線図の検索性を向上させるため、心理学の視点より利用者が間違えやすい3つのエラーを想定、検証した。結果、想定した3つのエラーのうち1つは、駅シンボルを変更することで改善することができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680585506176
  • NII論文ID
    130005454005
  • DOI
    10.11247/jssd.60.0_189
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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