能動的センシングデバイスCyARMによる形状知覚
書誌事項
- タイトル別名
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- Shape Perception using CyARM - Active Sensing Device
抄録
本稿では,人間の能動的な知覚に着目し,ユーザが環境を知覚するためのセンシングデバイスは,ユーザが能動的にセンサを動かしながら使用するべきであると主張した.また,能動的に使用することの出来るセンシングデバイスを用い,ユーザが環境を知覚できるかどうかを検証した.その代表的な例として,我々がこれまで開発してきた能動的センシングデバイスCyARM を用い,実験を行った.タスクはオブジェクトの形状を特定することであった.実験の結果,特定されやすい形状と特定されにくい形状の特徴が明らかになった.今後は形状知覚タスクの際のモーションデータを用い,「CyARMの動かし方」と「形状知覚の正確性」,「CyARMの動かし方」と「知覚された対象物体の形状」についての関係を分析し,「どのようにCyARMを用いることで形状の知覚が可能になるのか」について明らかにしていく.
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 55 (0), 61-61, 2008
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680586611840
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- NII論文ID
- 130004637761
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可