NEXAFSによる全固体Li電池用硫化物ガラスの充放電時の劣化挙動の解析

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タイトル別名
  • The NEXAFS Study of the local structure of sulfide-based glass electrolyte for all-solid-state lithium rechargeable batteries

抄録

硫化物系ガラス固体電解質は、高いリチウムイオン導電性を示すことが知られており、これを電解質として利用する全固体リチウム二次電池の研究が進められている。しかし、非晶質であるために硫化物系ガラス固体電解質の構造の特徴について詳しい情報が得られていない。本研究では、硫化物系ガラス固体電解質を構成する各原子まわりの配位構造の特徴、及び電池動作下で固体電解質と電極との間において副反応等により形成される界面層の局所構造を明らかにするため、0.01Li3PO4-0.63Li2S-0.36SiS2ガラス固体電解質、並びにこれを全固体リチウム二次電池に組み込んで充放電を行った後のリチウム負極/ガラス固体電解質界面について、S K、P K、Si K吸収端のXAFS解析を試みた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680593395072
  • NII論文ID
    130006974276
  • DOI
    10.14853/pcersj.2005f.0.168.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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