β-SrP<SUB>2</SUB>O<SUB>6</SUB>蛍光体の合成

書誌事項

タイトル別名
  • Synthesis of beta SrP<SUB>2</SUB>O<SUB>6</SUB> phosphor

説明

現在蛍光体は蛍光ランプや白色LED、ディスプレイなど、様々な分野に用いられている。蛍光体を合成する上で重要な発光イオンとしてEu2+,Ce3+,Tb3+が知られている。これらのイオン、特にEu2+は、酸化数の高い状態が安定であるために、これらを付活した蛍光体を合成する際は還元雰囲気で焼成するのが一般的であり、空気中での焼成では高酸化状態のイオンの発光が得られるか、効率が低下してしまう。しかし、本研究においてβ-SrP2O6にEuを付活した試料およびCeとTbを共付活した試料において空気中での焼成においてそれぞれのイオンが還元された状態で得られ、高効率の蛍光体が得られることが判明した。これらの蛍光体は白色LED用および蛍光ランプ用蛍光体として期待できる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680596302336
  • NII論文ID
    130006978795
  • DOI
    10.14853/pcersj.2009f.0.1po06.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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