<b>ネパール・ゴルカ地震の被災地における復興課題に関する研究</b>

  • 坪井 塑太郎
    公益財団法人ひょうご震災記念21 世紀研究機構 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

書誌事項

タイトル別名
  • Research on Current State of Reconstruction from the NEPAL Gorkha Earthquake
  • ネパール・ゴルカ地震の被災地における復興課題に関する研究 : 地域構造と学校防災教育を事例として
  • ネパール ・ ゴルカ ジシン ノ ヒサイチ ニ オケル フッコウ カダイ ニ カンスル ケンキュウ : チイキ コウゾウ ト ガッコウ ボウサイ キョウイク オ ジレイ ト シテ
  • <b>地域構造と学校防災教育を事例として</b>
  • A case Study of Regional Structure and Education for Disaster Prevention

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抄録

<p>2015 <tt>年</tt>4 <tt>月に発生したネパール・ゴルカ地震では,学校教育機関においても甚大な被害が生じ,</tt>5,000 <tt>校を超す学校建物の倒壊・損傷のほか,</tt>200 <tt>名以上の生徒の人命が失われている。本研究では,同災害における被災と社会・地域構造の関連について,現地調査および</tt>GIS <tt>による地域統計分析により検討を行い,被災地の学校防災教育における現状と課題を明らかにすることを目的とする。同国では,発災後,学校教育機関を通じた児童・生徒への心のケア(</tt>Psychological Counseling<tt>)が実施されたほか,学校施設再建に向け,教室設計指針の策定も行われているが,これまで,</tt>NGO <tt>等が中心となって実施してきた防災教育の「誤認」による死傷者の発生や,多民族・多言語社会を抱え,伝統的なカーストや,識字率の性差の存在などが復興推進の課題となっている。</tt></p>

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