日本語話し言葉コーパスを用いた連語Ngram音声認識の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- N-gram Language Model with Multi-Word Expressions Using Corpus of Spontaneous Japanese
説明
一般に音声認識では,2単語もしくは3単語の連接確率を定義した統計的言語モデルが用いられている.しかし実際に使われる日本語表現においては,定型的な文末表現や熟語表現,慣用句など4単語以上の単語が連接した表現が数多く現れる.これらの確率を学習することは,膨大な学習コーパスが必要なこと,また音声認識処理の計算量が増大することなどから,実用的ではないとされてきた.そこで本研究では,日本語話し言葉コーパスに現れる表現のうち,高頻度かつ定型的な複単語表現(連語)を,Google日本語Ngram統計言語資料を用いて抽出し,それらを統計的言語モデルに組み込む方法について検討する.
収録刊行物
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- 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
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電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 83-83, 2012
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680641052928
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- NII論文ID
- 130005480268
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可